Fossbytesに5月28日(米国時間)、「Android Q Desktop Mode Spotted Running On A Custom Launcher」において、Androidの開発者であるDaniel Blandford氏が公開したサンプル動画を引き合いに出し、Android Qの機能である「デスクトップモード」について伝えた。
「デスクトップモード」はAndroid QをデスクトップPCのように使うことを可能にする機能で、Samsungのスマートフォン「Galaxy」のDeXモードに似ているとされている。
公開されたデスクトップモードのサンプルはAndroid Qベータ版に独自のカスタムランチャーを導入する形で実行されている。動作にはポータブルモニタとBluetoothキーボードが備わったエッセンシャルフォンが使われている。カスタムランチャーが必要であることからも、現在ではこの機能を簡単に使う方法は提供されていないことがわかる。
記事では、この機能を使ってできることは少なく、さらに厄介なバグがいくつも存在していることを指摘しつつ、この機能が提供するネイティブデスクトップモードは素晴らしいと評価している。加えて、このサンプルはAndroidオペレーティングシステムが将来的にPCでどのように見えるのかに関してよいアイデアを与えてくれるとしている。
GoogleはAndroidをデスクトップおよびモニタに拡張する計画を持っていることが確認されており、今後の展開が注目される。