損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険と常陽銀行は5月27日、両社の強みを活かして対面(リアル)・非対面(デジタル)でのコンサルティングサービスを融合させた協働取り組みを開始すると発表した。サービスの開始時期は6月6日。
この取り組みは、常陽銀行の利用客に対して新たにデジタルコンサルティングサービスである「ライフプランコーチ for 常陽銀行」を提供するもの。新サービスは、常陽銀行のホームページをはじめとした各種媒体から利用可能なWebサービスとなる。
簡単な質問に答えると、生涯収支・貯蓄率・必要保障額などのシミュレーション結果を確認できほか、家計改善・保障・資産運用の3つの観点から、シミュレーション結果に基づくアドバイスを受けられる。
これにより、利用客は自身のスマートフォンなどで非対面でのコンサルティングサービスを受けられるようになるという。詳細な相談を希望する場合は、同サービス上で同行の対面によるコンサルティングサービスである「マネー相談デスク」の予約が可能。同デスクは茨城県内の9カ所に設置しているが、最寄りの同行窓口でも対面相談できる。
両者は利用客のライフプランに基づいたマネープランを達成するためのサポートを目的として、デジタル・リアルを融合させたイベントの開催を計画しており、具体的には同サービスを活用したマネーセミナーの開催を検討している。デジタル・リアル双方の特徴を活かしたコンサルティングサービスの提供を通じて、地域の顧客の効率的な資産形成を支援していくと方針だ。