日本生命保険は5月27日、ヘルスケア事業の一環として、データヘルス計画や健康経営の支援を企図した、新サービスの提供を行うと発表した。
まず、「ニッセイ健康増進コンサルティングサービス(Wellness-Star☆)」における新たなサービスとして、凸版印刷の子会社であるONE COMPATHと共同で、スマートフォン向けのウォーキングアプリ「aruku&(以下、あるくと)」を活用した運動促進支援サービスを7月から開始する。
あるくとは、同社の個人保険契約者向けサービス「健康サポートマイル」を貯めるメニューの中で、2018年4月から健康席な生活習慣を継続ためのツールとして提供しているもの。新サービスでは、これを用いて、ウォーキングフェスタなどの運動施策を独自で行うことができる管理機能を提供するほか、組織員の運動・アプリ活用状況を分析したレポートの提供も行う。
また、同社は、企業の健康経営および従業員の健康増進を保険商品の側面から支援する仕組みとして、団体提起保険契約を対象に、健康経営割引を7月1日より新設する。
併せて同社は、ヘルスケア事業を通じて取得した個人情報の管理に関し、情報セキュリティマネジメントシステムの国際認証規格「ISO/IEC 27001」の認証を取得したことも発表した。