京セラは、同社が創業当時から手がける「ファインセラミック」、長い人類史の中で文明の発展にもっとも寄与したとも言える「鉄」、近代以降、ありとあらゆるものに活用されるようになった「プラスチック」、鉄よりも以前から人類に愛用されてきた「木」の4つの素材から作られた球体が、素材としての耐久性をかけて、さまざまな障害をくぐりぬけてゴールを目指す過酷なレース「COROLYMPIC(コロリンピック)」の様子を撮影した動画を公開した。

  • 京セラ

    4種類の素材の球体

動画の具体的な内容は、あちこちの方向から炎が襲い掛かる「炎熱スロープ」、1秒間に62.5回の回転を誇る回転のこぎりの攻撃に耐えつつ進む「ノコギリマシン」、濃度10%の希塩酸で満たされた容器に8時間漬かり続ける「塩酸プール」という3つの障害を乗り越え、4種類の球体がゴールを目指すというもの。同社によると、わざわざこの撮影のためにレース台を組み立て、すべて実写で撮影を行ったという。

  • 京セラ

    4種類の球体たちが挑む3つのステージ

レース結果は、京セラが製作した動画であるため、予想どおりといえば予想通りなのだが、実際の映像を見て確かめてみてもらえればと思う。

なお、京セラでは、今回の動画は4種類の素材を用いたが、それぞれの特性の一部を演出表現したものであり、すべての特性を示したものではないと説明している。

COROLYMPIC(コロリンピック)