TISは5月22日、コンテナ技術を活用したアプリケーションプラットフォームをプライベート環境で利用できる企業向けの月額課金型サービス「エンタープライズ向けコンテナサービス」を提供すると発表した。
同サービスは、Society5.0の実現に向けて、セキュリティ・バイ・デザインをスピーディに実現するため、同社が展開する「クラウド&セキュリティサービスプラットフォーム」の主要なメニューとして提供される。
同サービスの利用により、専門知識がなくてもアプリケーションをセキュリティの脅威から守ることができるうえ、ウォーターフォール型のアプリケーション開発と比較して、開発にかかるコストと時間を最大50%削減することが可能だという。
同サービスは、「コンテナプラットフォームサービス」「マルチプラットフォーム活用コンテナテンプレー 」「コンテナ運用サービス」の3つのメニューから構成される。
「コンテナプラットフォームサービス」は、コンテナを稼働するためのプラットフォームと、コンテナやクラスタの管理を行うためのコンテナ統合管理GUIを提供する。
「マルチプラットフォーム活用コンテナテンプレート」は、特定用途向けにカスタマイズされたコンテナイメージのテンプレートを提供する。サービス開始時点では、コンテナに特化したセキュリティツールが導入された「セキュリティテンプレート」を提供する。
「コンテナ運用サービス」では、コンテナの監視やパッチ適用などのコンテナプラットフォームの管理を代行する。
Society5.0の実現に向けて、セキュリティ・バイ・デザインをスピーディに実現するためにTISが展開する「クラウド&セキュリティサービスプラットフォーム」の主要なメニューとして同サービスを提供していくとしている。