Microsoftは5月21日(米国時間)、「How to get the Windows 10 May 2019 Update|Windows Experience Blog」において、2019年5月下旬に提供開始を予定していたWindows 10の次の大型アップデート「Windows 10 May 2019」の提供を開始したと伝えた。
ブログでは手動でこのアップデートを適用する方法を紹介している。5月21日以降またはそれ以降に配信された更新プログラムがインストールされているWindows 10 バージョン1803またはバージョン1809において、「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」を実施すると、ダウンロードとインストールを促す表示が表れる。
Microsoftは「Windows 10 May 2019」を段階的にリリースしており、タイミングによってはこの表示が表れないこともあると説明している。
今年の6月から、2018年4月のアップデートおよびそれ以前のバージョンのWindows 10を実行しているデバイスのアップデートが開始される。
今回公開された「Windows 10 May 2019」にはさまざまな新機能が取り込まれている。2018年にはWindows Updateを適用したことで不具合が発生したという多数の報告があったことから、MicrosoftはWindows Updateのユーザエクスペリエンスを改善する取り組みを続けてきた。今回のアップデートからこうした機能が有効になるとされており、これまでよりもアップデートによる不具合の発生に対する回避機能が効果的に機能すると言われている。