アシストは5月22日、米Progress Softwareの推論型AI 「Progress Corticon」の新バージョン5.7を、同日より提供開始したことを発表した。

Progress Corticonは、ディシジョン・オートメーション・プラットフォーム「AEDAN(えいだん)」の中核として位置付けている推論型AIで、意思決定の自動化を支援し、業務担当者が蓄積してきた知識や組織の規則をモデル化し、ルールに沿ったチェックや確認などの知的作業の自動化を実現するという。

提供開始した新バージョン5.7では、語彙の変更がその語彙を利用している全てのビジネスルールに反映される機能が追加され、モデリング効率化を実現した。また、ルールやそれに付随する作成物にコメントを追記して参照できる機能が追加され、共同開発の生産性が向上しているという。

加えて、データベース接続機能の改善された。ADCにて必要とされていたクエリ用データソースを参照用データソースから分離できるようになったほか、ADCにより複数のデータソースへアクセス可能になった。さらに、ADCを利用したビジネスルールをWeb Consoleにてバッチ実行が可能になるなど、利便性が向上しているという。