AppleはmacOS Mojave 10.14.5において新元号「令和」へ対応した(「macOS Mojave 10.14.5 Release Notes|Apple Developer Documentation」)。フォントとして文字記号「令和(Unicode 文字コード U+32FF)」を導入したほか、アプリケーションにおいて令和を含む和暦表示に対応した。和暦にした場合、1年目は令和1年ではなく令和元年と表示される。
ただし、macOS Mojave 10.14.5で導入された文字記号としての「令和」にはまだ問題があるようだ。文字ビューアで表示させると、フォントの表示位置がほかの文字記号よりも上方にずれておりデータに誤りがあることを確認できる。また、フォントのバリエーションも存在しておらず、取り急ぎとしてフォントデータが追加されたのではないかと推測される。
文字記号「令和」のフォントデートは今後のアップデートで修正されると見られる。また、フォントバリエーションに関しても今後のアップデートで随時取り込まれると考えられる。