Akamai Technologiesは5月20日(米国時間)、「Mother's Day Online Shoppers Were Active, and So Were Threat Actors - The Akamai Blog」において、母の日のオンラインショッピングに関する調査結果を報告した。
データは米国を対象としているが、内容によっては英国、カナダ、ヨーロッパ・中東・アフリカ、中南米、日本を含むアジア太平洋地域などのデータも掲載されている。
報告されている主な内容は次のとおり。
- 2018年におけるホリデートラフィックのパフォーマンスおよびセキュリティの傾向は2019年も継続しており、小売業者やセキュリティ業者は優れたユーザーエクスペリエンスの提供や警戒を継続する必要がある
- オンラインショッピングにおけるモバイルデバイスの利用は増加しているが、購入の最終段階ではデスクトップやタブレットが使われる傾向は継続している。そのため、小売業者は特定のデバイスに対してUI/UXを最適化するべきではない
- サイバー攻撃ではクレデンシャルスタッフィング攻撃や不正ログイン攻撃にボットの利用が増えている。ダークWebでアカウント情報が流通していることがこうした動きと関連しており、小売業者はクラウドのセキュリティ状況を把握する方法を模索する必要がある
また、買い物客の69%は実店舗においても自分のスマートフォンでクチコミを確認したいという調査結果が出ており、適切にフォーマットされたコンテンツ(画像とビデオ)をユーザーの携帯電話に配信することが重要と言える。