阪急阪神ホールディングスグループのユミルリンクは21日、SMS配信サービス「Cuenote SMS(キューノート SMS)」にURLクリックカウント、差し込み配信機能を追加した最新版の提供を、同日より開始したことを発表した。
Cuenote SMSは、インストールは不要で、携帯やスマートフォンを持っているすべてのユーザーに、携帯電話網を利用したSMSを、国内キャリアと直接接続した正規ルートで高速・確実に行えるクラウドサービス(ASP・SaaS)。
今回の最新版では、SMS本文内にURLリンクが含まれる場合、「いつ・誰が・どのURLを・何回クリックしたのか」が測定できる「URLクリックカウント機能」が追加された、これにより、管理画面からのクリック率の確認や、時間別や携帯キャリア別の効果測定データの分析が可能となった。オプション機能(有償)では、クリックを測定するために変換されるURLに、独自のドメインを利用することもできるという。
また、一斉配信時に宛先ごとに異なる情報(名前やポイント情報、期日など)を差し込める「差し込み配信機能」を搭載した。これにより、保有ポイントや期日などの重要情報を通知することや、名前を入れてキャンペーン情報を送ることができ、ユーザーごとに配信内容を最適化するOne to Oneマーケティングが可能になるという。
加えて、URLにパラメーターとして、ユーザー固有の情報を差し込むことで、アンケートツールやウェブアクセス解析ツールなどへ、ユーザーを識別するための情報を引き渡したりすることも可能になったいうことだ。
さらに、SMSを配信したくない宛先(電話番号)を予め登録しておくことで、SMSの配信対象から除外できる「配信除外リスト機能」も新搭載された。
Cuenote SMSの提供形態はクラウドサービス(ASP・SaaS)で、販売価格は初期費用なし、月額費用は~12円/1通(税別)となっている。