Tecmint.comは5月17日(米国時間)、「Best Command Line Language Translators for Linux」において、Linuxのコマンドラインで利用できる翻訳コマンドを紹介した。「DeepL Translator CLI」と「Translate Shell」が取り上げられているが、どちらもクラウド側のサーバと通信を行うことから、利用にあたってはインターネット接続が必要。
各ソフトウェアの概要は次のとおり。
項目 | 内容 |
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名前 | DeepL Translator CLI |
URL | https://github.com/vsetka/deepl-translator-cli |
対応言語 | 英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、オランダ湖、スペイン語、ロシア語、ポルトガル語、ポーランド語 |
コマンド | deepl |
項目 | 内容 |
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名前 | Translate Shell (旧: Google Translate CLI) |
URL | https://www.soimort.org/translate-shell/ |
対応言語 | Google翻訳/Yandex Translate/Apertium/Bing Translatorの対応している言語 |
コマンド | trans |
DeepL Translator CLIは対象言語に日本語が含まれておらず、日本語から、日本語への翻訳を行うことはできない。一方、Translate Shellは日本語も対象に含まれている。
コマンドラインを操作していると、その場で英単語の調査や英文の翻訳を行いたいことがある。transコマンド(Translate Shell)を利用すると、フォーカスをターミナルアプリケーションからWebブラウザへ移動させることなく、翻訳作業が行える。