日立製作所(日立)は5月16日、法人向けオンラインストレージサービス「Box」と日立の情報共有クラウドサービス「活文Managed Information Exchange Service(活文MIES)」を連携させた「活文MIES Box連携ソリューション」を提供開始すると発表した。

同ソリューションは、「活文MIES」のチャット形式でのコメント投稿と、容量無制限にファイル管理できる「Box」により、電子掲示板上でコメントとファイル共有を組み合わせたシームレスなコミュニケーションを実現するもので、プロジェクト単位での円滑な社外連携や、場所や時間にとらわれないテレワーク、在宅勤務などの多様な働き方を支援する。

  • 活文MIES Box連携ソリューションの利用イメージ

また、マルチデバイス対応やセキュリティ保護機能により、インターネット経由でどこからでも安全にファイルにアクセスすることを可能にする。

「Box」のファイル暗号化機能などにより、クラウド上のデータを保護するだけでなく、「活文MIES」のDRM(Digital Rights Management)機能によりクラウドからローカルにダウンロードしたファイルも保護することで、高レベルなセキュリティ環境を一貫して確保する。

「Box」のセキュアで操作性の高いファイル管理機能と「活文MIES」のチャット形式のコミュニケーション機能などを連携させることで、プロジェクト単位での円滑な社外連携や、場所や時間にとらわれないテレワーク、在宅勤務などの多様な働き方を支援するという。

あわせて、日立はBox Japanとのパートナーシップを強化し、「Box」と連携したソリューション開発を加速させるとともに、エコシステムと連携した共同展開を推進していくことも発表した。