日立ソリューションズは、WhiteSource Software Ltd.(本社、イスラエル)の「WhiteSource」とInsignary, Inc.(本社、韓国)の「Insignary Clarity」の販売代理店契約を発表、OSSのライセンスや脆弱性リスク管理製品を17日より販売開始する。
優れた機能や多彩な種類を提供するOSSは、生産性の向上や新たな製品への機能の組み込みなどのメリットをもたらす一方、脆弱性やライセンス管理などを組織で把握しておく必要がある。米Synopsys, Inc.の「Black Duck」を活用したコンサルティングを展開する日立ソリューションズは、新たに海外のサービスをラインナップに加えることで、企業でのOSS活用ニーズの拡大に応える。
WhiteSourceは、初期投資を抑えた活用が可能なOSSチェックツールで、中小規模のプロジェクトやOSS管理初心者ユーザーがターゲットになる。NVDやGitHubほか約180,000のセキュリティ脆弱性情報をカバーする。Insignary Clarityは、バイナリに含まれるOSS検出を持ち、ソースコードやリバースエンジニアリングを用いずにライセンスや脆弱性リスクを可視化できる。