ソフトバンクは5月16日、オフィスや業務フロア向けのバキュームAI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」のレンタルサービスを、5月より開始したことを発表した。

  • 「Whiz」(c)SoftBank Robotics

    「Whiz」(c)SoftBank Robotics

同サービスは、AI清掃ロボット「Whiz」を利用ニーズに合わせてレンタルでき、製品を購入する必要がなく初期費用を抑えてWhizの利用できる。

専用サービスデスクが設けられ、Whizの操作方法が不明な場合や製品の不具合が発生した場合は電話で相談したり、故障時には代替機の提供を受けたりすることが可能だという。

また、ソフトバンク独自のオプションサービスとして、Whizを実際に操作するユーザー向けに製品の特長や操作方法などを説明する「導入トレーニング」や、清掃ルートの作成をサポートする「走行マップ支援サービス」や、Whizが故障し修理代金が発生する場合に無償修理を受けられるサービスを有償で提供するということだ。

レンタル価格は、契約期間が異なる3つのプランから利用ニーズに合わせて選択可能。1年レンタルが10万4,800円、3年レンタルが3万9,800円、5年レンタルが2万9,800円(いずれも税別、月額4,800円の保証サービス4,800円を含む)。

Whizの主な仕様は、本体サイズがW474×D455×H653mm、重量は約30kg(バッテリーを除く)。ルート設定はティーチング方式で、清掃能力は約500m2/時間、連続稼働時間はノーマルモード:約3時間、パワーモード:約2時間、充電時間は4時間、走行速度は最高時速2.5km、集じん容積は4.0L(紙パック)。安全機能は障害物検知/落下防止、衝撃検知、異常検知、アラート機能はお知らせブザーおよびスマートフォンアプリ——となっている。