アライドテレシスは5月13日、レイヤー3インテリジェント・エッジ・スイッチ「AT-GS980MX/28」、レイヤー2plus ギガビット・インテリジェント・スイッチ「AT-GS980M/52PS」、フィーチャーライセンス「AT-GS980M-FL11」の出荷を同14日から開始すると発表した。価格は、いずれも税別でAT-GS980MX/28が15万8800円、AT-GS980M/52PSが29万円、AT-GS980M-FL11が6万円。

  • 「AT-GS980MX/28」の外観

    「AT-GS980MX/28」の外観

AT-GS980MX/28は、アップリンクとして10Gインタフェースを搭載したレイヤー3インテリジェント・エッジ・スイッチ。SFP/SFP+スロットは4スロットすべてを10Gアップリンクとして利用可能であり、上位のディストリビューション、コア・スイッチに対して10Gでの高速・大容量接続を提供する。

また、最大4台のスイッチを双方向最大80Gbpsの帯域幅を持つスタックモジュールで接続することにより、1台の仮想スイッチとして扱うことができるという。

AT-GS980M/52PSは、10/100/1000BASE-T PoE+ポートを48ポート、SFPスロットを4スロット装備し、740Wの大容量PoE給電に対応したギガビットイーサネット・インテリジェントスイッチで、多ポートの収容を可能としている。

さらに、装置全体として740WまでのPoE給電能力を持ち、15.4W(PoE Class3)の場合48ポートまで、30W(PoE+)の場合24ポートまで同時に給電が可能なほか、機器の再起動時もPoE給電を継続可能なNon-stop PoE機能に対応し(AT-GS980M-FL11が必要)、消費電力の大きいPoEデバイスの可用性を高く保つという。

両スイッチともにネットワークの自動構築や自動復旧などの統合管理を実現するAMF(Autonomous Management Framework)のメンバー・エッジノード装置として、AMFマスター装置との組み合わせにより設計・構築や運用・管理の簡素化、効率化を実現するとしている。

加えて、PoE給電を停止せず、機器の再起動を可能にするGS980Mシリーズ用Non-stop PoEライセンスとしてAT-GS980M-FL11をリリースする。