Googleは5月7日(米国時間)、「Android Developers Blog: Google I/O 2019: Empowering developers to build the best experiences on Android + Play」において、プロフェッショナルのAndroidデベロッパーの50%以上がKotlinを使っていると伝えた。
Googleは2年前にAndroidアプリ開発向けのプログラミング言語としてKotlinを公式にサポートしたことを発表。Kotlinはこの2年間でAndroidアプリ開発において驚異的な成長を遂げたことになる。
Googleは今後さらにAndroidアプリ開発においてKotlinファーストの姿勢を強めるとしている。新たな機能やAPIなどはKotlinに対して最初に提供するとしており、これからプロジェクトを開始するならKotlinを採用すべきとアドバイスしている。その理由として、Kotlinで開発するとコードが少なくて済み、テストや保守がより簡単になることを挙げている。
KotlinはStack Overflowの調査において、ここ2年間「愛されているプログラミング言語」にエントリされているほか、GiiHubにおいても急成長しているプログラミング言語の1つと考えられている。KotlinはAndroid向けモバイルアプリ開発において高い開発効率を実現するとされており、今後採用が一層進むと見られる。