ASUS JAPANは、本日から東京ビックサイトで開催されている第11回 データセンター展【春】に出展。GPUサーバやワークステーション、デジタルサイネージソリューションなど、BtoB向け製品をを展示していた。
同社はマザーボードや個人向けPCで有名だが、サーバの歴史は22年と長い。同社は、用途に合わせたカスマイズに強みがあり、今後はデータセンター市場を拡大していくという。
こちらは、HPCや画像処理、レンダリングなどの用途向けの2Uの2ソケット GPUサーバ「RS720-E9-RS8-G」。NVIDIA TeslaやQuadroなどのdouble-deckのGPUを2基搭載できる。会場では、台湾の高速道路を走る自動車のスピードを、AIやマシンラーニングを利用して推定する実験を公開していた。1つのGPUでマシンラーニングを行い、もう1つのGPUでスピードの推定を行うという。
こちらは、コンテナ用途向けの2Uの2ソケットサーバ「RS520-E9-RS8」。同社独自のパフォーマンスブースト技術を搭載。作業負荷にあわせてサーバが同調する。ストレージベイ8つのうち、4つがNVMeに対応する。Themal RadarによりCPU、メモリ、NVMeなどの周辺に温度センサーを設置して温度を監視し、ファンを調整し、消費電力を抑える。
こちらは、同社初の8GPU対応の高密度の2スケット 4Uサーバ「ESC8000 G4」。NVIDIA QuadroまたはTesla GPUカードのビデオカードを8枚搭載できる、ディープラーニングに最適なサーバだという。
こちらは、日本未提供の1Uサーバ「ESC4000 DHD G4」。参考出展として展示されていた。高密度で低遅延のAIトレーニングに適しており、5Gネットワーク用途を想定。NVMeストレージに対応し、最大4つのNVIDIA GPUも搭載可能。
こちらは、24のSAS/SATA/NVMeの2.5インチのストレージを搭載できる2Uサーバ「RS720-E9-RS24-U」。メモリスロットも24あり、最大9216GBを搭載できる。
こちらは2ソケットのワークステーション「E900 G4」。最大4つの最新NVIDIA Quadro RTX GPUを搭載し、大量のデータをその場で処理するアプリケーションに最適なワークステーションだという。
こちらは、電算システム社のStratosMedia PlayerとChrome OS搭載型ミニPC「ASUS Chromebox 3」を使ったデジタルサイネージ。ニュースや天気情報、動画等を、管理コンソールを使ってクラウド経由で遠隔で管理できる。ブースでは、商業施設の利用を想定し、カメラで店内の混雑状況を把握し、施設内の混雑状況を表示するデモを行っていた。都営バス社内のデジタルサイネージとして、採用されているという。