東京海上日動火災保険とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は4月23日、拡大するサイバーセキュリティ対策のニーズに対し、トータルに応えるソリューションを共創するため、協業することに合意したと発表した。
今回の協業は、「サイバーセキュリティが確保された安心・安全なデータ利活用環境を構築することで、日本のサイバーセキュリティリスクを軽減したい」という両社の方針が合致したもの。
両社が保有する保険やICTサービスを融合させ、新たなワンストップセキュリティ対策ソリューションを共創することで、安心・安全にデータ利活用ビジネスが展開できる環境づくりに貢献していくという。
同ソリューションでは、サプライチェーンに対するセキュリティ対策支援、ワンストップでのセキュリティ対策支援、そして新たなビジネス分野におけるセキュリティ対策支援を提供するとしている。
両社は、2019年6月の同ソリューション提供を目指して検討を進めている。なお、東京海上日動では、東京海上日動リスクコンサルティングを通じてサイバーセキュリティ事業体制を強化し、同ソリューションを推進していくということだ。