米WatchGuard Technologiesの日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは4月18日、クラウドベースのシングルインタフェースによりセキュリティ管理とレポーティングを一元化する「WatchGuard Cloudプラットフォーム」を発表した。新プラットフォームは、マネージドサービスプロバイダ(MSP)のサポートを念頭に構築し、インフラコストの削減、顧客獲得の加速、レポーティングおよび運用タスクにかかる時間を短縮するという。

同プラットフォームは、MSPの将来を担う管理プラットフォームとして位置づけており、顧客を保護する方法をシンプル化するという。また、セキュリティアプリケーションの一元管理機能を提供し、これによりMSPは顧客に対して差別化した収益性の高いサービスを容易に提供することを可能としている。

マルチティア、マルチテナント機能を提供し、スケーリングの自動化により、MSPは顧客アカウントの自由な作成と管理、WatchGuardアプライアンスの新規導入、WatchGuardアプリケーションの管理と導入、また顧客ネットワークにおける知見の取得を可能にするとしている。

主な機能として同社は、自由なアカウント管理、スケーラブルパフォーマンス、インベントリの割当てとアカウント委任、アラートと通知の自動化、柔軟なデータ保持、ゼロインフラ要件、可視化とレポーティング、プラットフォームとデータセキュリティの8点を挙げている。