日本陸上競技連盟(日本陸連)と富士通は4月19日、ウェルネス陸上を実現するためのプラットフォームの構築およびサービス企画・提供に関する協業に同日合意し、ICTパートナー契約を締結したことを発表した。

  • JAAF RunLinkプラットフォームイメージ

    JAAF RunLinkプラットフォームイメージ

日本陸連と富士通は、ICTパートナー契約に基づき、ランニングに関する様々な情報を集約・管理するJAAF RunLinkプラットフォームを構築する。

ランナーのデータを同プラットフォームでデータを集約し一元管理することで、ランナーだけではなく大会運営に役立てるほか、将来的には企業・団体へ提供し新商品・サービスの開発や販売促進への活用も目的としている。

JAAF RunLinkプラットフォームで提供する主な機能は、ランナーごとのデータを一元管理、マラソン大会におけるランナーのスタートゾーンの最適化支援、記録ランキング機能、大会エントリーにおける過去実績の自動表示、PDSの利活用推進——となっている。

まずは10月以降に、マラソン大会におけるランナーのスタートゾーンの最適化の実現などに活用していくということだ。