Touchcardとビッグローブは4月18日、カードをスマホ画面にタッチすると限定コンテンツへ誘導可能な企業向けPRツール「BIGLOBE TOUCHCARD」の販売を開始した。
TOUCHCARDは、導電インクを印刷したTouchcardが特許を保有する特殊な技術を用いたカ―ドで、特定のファンが多く集まる場所やイベントとの親和性が高い。
カードをスマホ画面にタッチすると、限定コンテンツにアクセス可能。導電インクの上にスポーツチームなどのオリジナルデザインを印刷することができるため、カード自体を記念品として提供できる。
カードの表と裏でそれぞれ異なるコンテンツに誘導可能で、表面では動画・音声・画像などのデジタルコンテンツを提供し、裏面から限定グッズの割引クーポンなどを表示することが可能だという。
また、スタンプラリーや抽選くじなど、ユーザー参加型イベントのツールとしても利用できる。例えば、イベント会場周辺の飲食店に設置した「TOUCHCARD」にユーザーのスマートフォンをタッチすると、スタンプがたまり限定グッズがもらえるなど、会場周辺への誘導の促進にも役立つという。
低コスト・短納期で導入可能で、例えばカード1万枚を配布する場合、初期費用としてカード作成に180万円、システム利用料は最低3カ月の利用で15万円~(月額5万円)と、従来と比べて約1/5のコストダウンが可能。さらに、カード作成は最短1カ月で、システム構築は最短1日で準備できるということだ。
なお、「BIGLOBE TOUCHCARD」の導入第1弾として、5月中旬よりサッカーJ1クラブの清水エスパルスでの活用が決定しており、2019シーズンのオフィシャルユニフォームの先行予約購入者向けに、オリジナル動画を見ることができる特典カードを配布するという。