グローバルウェイは4月16日、「職場の給与に関する満足度が高い都道府県ランキング」を発表した。同ランキングは、本社所在地を基に、 企業を都道府県別に分類し、同社が運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」にユーザーからの評価が寄せられた企業を抽出し、 都道府県別に「給与に関する満足度」評価の平均値を算出したもの。
第1位となったのは、東京都(給与の満足度評価:2.84)だった 。東京には日本経済を担う国内トップクラスの企業が多くあり、 年収の高さだけではなく「やりがい」の評価が高い企業が多かったという。
「野村総合研究所」のシステムエンジニアの20代後半男性(年収780万円 /2017年度)からは、「同世代の平均よりも高いことは確かだと感じる。 若いうちはあまり差がつかず、 一定の役職を超えると報酬の差は大きくなる。 半期に一度、 成果について上長にアピールするチャンスがある。 ここで、 新しい仕事のアサインに影響することもある」といったクチコミが寄せられている。
第2位となったのは、給与の満足度評価が2.82の徳島県と山口県だった。両県は、年収ランキングでは47都道府県の中間だったという。
大塚製薬の大元で、徳島に本社を持つ「大塚製薬工場」の研究開発の20代後半男性(年収500万円/2017年度)からは、「基本給は大手製薬会社にやや劣るが、 そのぶんボーナスでカバーされている。 4年以上働くとボーナスは基本給の8か月分支給されるので、 業界内でもトップクラスの額になる。 査定は直属の上司が行うので、 成果を上げるのはもちろんだが、 プロセスも重要視されていると感じている」といったクチコミが寄せられている。
山口県に本社を構える、ユニクロの持ち株会社であるファーストリテイリングで働く30代後半男性(年収700万円/2014年度)からは、「同業他社に比べると高いほうだと思います。 1等級上がると年収100万円くらい上がります。 評価は四半期に一度あるのでしっかりやっているほうではないでしょうか」といったクチコミが寄せられている。