セゾン情報システムズは4月14日、クラウド型データインテグレーションサービス(iPaaS)の新バージョンである「DataSpider Cloud 1.3」を提供開始した。今回のバージョンアップでは、Salesforceやkintoneなど各社のクラウドサービスの新機能に対応するとともに、開発のしやすさにこだわって機能をデザインしたという。
新バージョンの主な強化ポイントとして、クラウドサービスへの接続機能の強化、開発のしやすさを向上する機能の強化、オンプレミスとの連携を柔軟にする機能拡張の3点を挙げている。
クラウドサービスへの接続機能では、Salesforceの「Field Service Lightning」への対応に加え、Microsoft Azure、Microsoft Dynamics 365、Amazon Web Services、kintoneなど、各種クラウドサービスと連携するアダプタ機能を強化。
開発のしやすさを向上する機能に関しては、効率よく開発を進めるための機能にこだわり、開発資産の管理のしやすさとデバッグのしやすさを強化している。
オンプレミスとの連携については、ExcelやDBなどオンプレミスに配置している既存のリソースと、kintoneなどのクラウド側のデータとを自動連携するなど、業務の自動化や効率化を支援する各種機能の拡張を行った。
これらにより、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に不可欠なクラウド型データ連携基盤として、多様な業種のビジネスシーンに合わせたクラウドの運用形態に柔軟かつスピーディに対応しているという。