富士通マーケティングは4月12日、駐車場業向け賃貸区画管理ソリューション「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart 不動産 for Parking(GLOVIA smart 不動産 for Parking)」を同23日に提供を開始すると発表した。価格は、いずれも税別でスタンダード版(契約管理、請求入金、口座振替、検索、駐車場管理、マスタ管理、CSV出力 など全52機能)が150万円~、アドバンスト版(個別カスタマイズ、スタンダード版の機能に加え、業者支払い管理、オーナー管理など全78機能)が500万円~。
新ソリューションは、月極駐車場の賃貸区画管理(契約管理、請求入金管理、口座引落など)に特化したソリューションで、業務の効率化を実現するほか、駐車場の立地や条件の絞込み、空き区画検索の機能により、問い合わせに迅速に対応することで、取引機会の損失を防ぎ、顧客満足度向上を図るという。
主な機能は「駐車場管理」「契約管理」「請求入金履歴照会」「外部データ取込」となる。駐車場管理はオペレーターが電話を受けつつ、各種検索(駐車場絞込み、空き区画)や、駐車場の区画ごとに契約情報の登録ができる。
契約管理は、契約書や車庫証明書をユーザや駐車場区画ごとに管理でき、契約履歴や賃料変遷を参照することを可能としている。請求入金履歴照会は賃料の未収状況を参照し、督促状を発行・管理する。外部データ取込は、外部委託をしている時間貸し駐車場の業者集金データを取り込むことを可能としている。同社では、今後5年間で100セットの販売を計画している。