ドローン人材育成やドローン空撮事業を展開するアマナビ(アマナグループ)は12日、ドローン産業のコンサルティングを手がけるPwCコンサルティングと、企業のドローンを利用した業務コンサルティングと運用ソリューションで協業することに合意したことを発表した。
アマナビは、実績豊富な空撮パイロットが講師を務める「アマナドローンスクール」を企画・運営している。一方、PwCコンサルティングは、ドローンソリューションの開発・運用をサポートするとともに、ドローンによる事業全体の付加価値向上のためのコンサルティングを行っており、多くの企業や自治体との顧客接点を有している。
今回の両社の協業により、PwCコンサルティングがドローン活用を検討するさまざまな企業や自治体に対してビジネスモデル構築、オペレーション支援の役割を担い、そのチャネルを通じて、PwCのコンサルティングによって顕在化した企業のニーズに合わせてアマナビが適切に育成したドローン人材を企業へ提供できるということだ。
両社は、この枠組みによってアマナビが個人のドローンスキル向上と就業支援を行うとともに、両社によるドローンの産業利用における運用支援により、企業や地方自治体におけるドローンの活用を促進していくとしている。