市場調査会社のIC Insightsは4月2日(米国時間)、半導体製品カテゴリ上、非ICに分類されるオプトエレクトロニクス(光学)デバイス、センサ/アクチュエータ、およびディスクリート(個別半導体)デバイス(以下、総称としてO-S-Dと略記)の2018年市場は、前年比9%増の824億ドルと過去最高を記録したが、2019年にも同6%増の871億ドルと、成長率はやや低下するものの3年連続で最高額を更新するとの予測を発表した。

O-S-D市場は、2018年の半導体市場総額(5041億ドル)の16%を占めており(残りの84%がIC)、その成長率は、1990年代半ば以降から2018年までのO-S-Dの年間平均成長率の1.5倍近くになっている。

なお、2019年については、O-S-D3つの市場セグメントすべてが過去最高額を記録するとしているが、その後の2020年には「ソフトランディング」するとIC Insightsでは予測している。

  • O-S-Dの前年比売上高成長率

    オプトエレクトロニクス(光学)デバイス(黄色)、センサ/アクチュエータ(赤色)、およびディスクリート(個別半導体)デバイス(空色)の前年比売上高成長率(%)(2017年、2018年は実績、2019年、2020年は予測) (出所:IC Insights)