宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月4日12時12分(日本時間)、小惑星探査機「はやぶさ2」によるクレーター生成に向けた衝突装置(SCI)の分離運用(SCI運用)の開始を「Go」と判断したことを明らかにした。
この判断により、はやぶさ2は13時(機上、日本時間)にクレーター生成に向けてリュウグウ上空へと降下を開始することとなる。
なお、この後のスケジュールだが、同日23時20分ころ(同)に機体の降下速度を減速させ、翌4月5日10時44分ころ(同)に目標高度に到達する予定。SCIの分離は5日の10時56分ころ(同)を予定しており、分離後にはやぶさ2は小惑星リュウグウ後方の安全地帯へと移動。SCIがリュウグウ衝突の後にホームポジションへと戻る予定となっている。