LinkedIn(リンクトイン)は4月3日、「TOP COMPANIES」 今、入りたい会社ランキングを主要11カ国で発表した。米国では2015年から開始したランキングだが、今回初めて日本市場の上位25社が公開された。
調査対象企業は、LinkedIn上で企業ページを日本で開設している500名以上の従業員を抱える企業。
同ランキングでは、同社の採用ツール「LinkedIn Talent Insightsを基に、ネットワーク上でのユーザー行動に基づくデータを、「求人への関心度」「企業への興味」「社員に対する注目度」「社員の定着率」などに着目して分析している。
第1位はAmazon.comで、これに、アルファベット(Google)、楽天、オラクル、セールスフォース・ドットコムと続いており、IT領域のグローバル企業が日本でも存在感を示した。
日本企業では、唯一トップ10入りを果たした3位の楽天のほか、12位の武田薬品工業、18位の日産自動車など、世界展開に伴い、グローバルな人材採用を強化する企業がランクインした。
11位に入ったLINE、19位のヤフー、20位のサイバーエージェントなど、国内市場を主戦場とする企業でも、インターネット・IT系企業が多くランクインする結果となった。