グローバルウェイは4月2日、「仕事にやりがいを感じる都道府県ランキング」を発表した。同ランキングは、本社所在地を基に、 企業を都道府県別に分類し、同社が運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」にユーザーからの評価が寄せられた企業を抽出し、 都道府県別に「仕事のやりがい」評価の平均値を算出したもの(5点満点)。
「仕事のやりがい」の評価が高かった企業は、 若いうちから責任のある仕事を任されたり、 裁量権が大きかったりする傾向にあることが、口コミからうかがえるという。また、上位10都道府県のうち、 半数が中国・四国地方の都道府県だったのも特徴的だった。
第1位となったのは山口県(仕事のやりがい評価:3.14) だった。同県には、個人規模の紳士服店から世界的アパレルメーカーへ成長したユニクロ(持ち株会社:ファーストリテイリング)がある。
そのユニクロでカウンターセールスを担当する20代前半男性(年収300万円/2014年度)からは「誰が正しいかではなく何が正しいかで判断・行動できる会社です。 理念に則り、 しっかりとした研修制度もあり、 成長性が高く、 みんなでひとつになって頑張っていける会社です」といったクチコミが寄せられている。
第2位となったのは、徳島県(仕事のやりがい評価:3.07)だった。日亜化学工業に勤める海外営業職の40代前半男性(年収800万円/2015年度)からは「LEDという比較的新しい技術、 ますます広がるマーケット、 省エネ・環境などの面での社会貢献度の高さ、 そういう点でとてもやりがいを感じる」といったクチコミが寄せられている。
第3位となったのは、秋田県(仕事のやりがい評価:3.02)だった。劇団わらび座の企画営業を担当している20代後半女性(年収160万円/2012年度)からは、「文化を売りにしているぶんだけお客様からの感動の声が直にこちらに伝わって、 それがこちらのやる気になるので、 モチベーションを保ちやすい」といったクチコミが寄せられている。