三井住友銀行は4月1日、NECと共同でインターネット上で企業同士がビジネスパートナーを探すことが可能なビジネスマッチングサービス「Biz-Create」の運営を、2019年4月に試行を開始した後、同5月末に開始すると発表した。なお、同サービスを利用可能な企業は、三井住友銀行の法人向けインターネット窓口である「ValueDoor」の契約企業。
今回、同行のビジネスマッチングのノウハウと、NECのクラウドなどのデジタル技術を組み合わせ、ユーザー企業の技術・技巧を活用した新たな事業創出の場を提供するとともに、地域の枠を超えた日本全国でのビジネスチャンス拡大に伴う地方創生の実現を目的として、同サービスの運営を開始する。
同サービスは、ユーザー企業同士のオンラインでの自由なビジネスニーズの発信・閲覧に加え、サイト上でチャット機能を使用したコミュニケーションが可能としている。また、地方銀行と連携して金融機関の垣根を越えたビジネスマッチングを実現するという。すでに、多数の金融機関が同サービスの導入を検討している。
将来的にはNECのAI(人工知能)などのデジタル技術を活用し、ビジネスマッチングのさらなる精度向上やマッチングニーズの喚起など、利便性の高い機能の提供を予定としている。