3月28日(米国時間)、Netcraftに掲載された記事「March 2019 Web Server Survey|Netcraft」が2019年3月におけるWebサーバのシェア調査の結果を伝えた。2019年3月はWebサイトベースで数の減少が観測されたほか、ドメイン名ベースでNginxがMicrosoft IISを抜いて2位に躍り出た。
現在、Apache、Microsoft IIS、Nginxのシェアは拮抗しており、これまでの傾向を加味すると、今後はNginxがWebサイトベースで最もシェアが多いWebサーバとなる可能性が高くなることが見込まれる。
Apacheは複数のメトリックでシェア第1位となっているが、長期にわたって減少傾向にある。対するNginxは長期にわたり、増加傾向が続いている。大規模なベンダーが利用中のWebサーバを一気に入れ替えることで短期的に順位の入れ替えが起こることはあるが、長期的な傾向は変わらないことが多い。このままの状況で推移すれば、Nginxがさまざまなメトリックで首位になる可能性が高いと言える。