東急リバブルは3月29日、ottaが提供するIoT見守りサービスの基地局として、サービス提供エリア内の店舗と社員に支給している約3200台のスマートフォンを活用した子供や高齢者の見守り活動を4月1日から開始すると発表した。otta 見守りサービスは、子供や高齢者の位置情報履歴をスマホアプリやメールを通じて保護者へ伝えるサービスとなる。
同サービスは、見守られる子供や高齢者が専用の端末を身につけて外出することで、その端末が発する電波を施設や店舗などの基地局および専用アプリをインストールしたスマートフォンでキャッチし、位置が記録され行動履歴を把握できる仕組みになっている。
同社は、全国で展開する店舗網を otta 見守りサービスの基地局として活用するとともに(otta および otta がシステム提供元となるサービスエリア内にある店舗が対象となり、順次エリア拡大とともに導入店舗も拡大)社員が業務で使用している約3200台のスマートフォンに専用アプリをインストールし、それを持つ社員も見守り網となることで地域の子供や高齢者の見守り活動に貢献していく考えだ。
端末からの電波をルーターが設置された基地局や専用アプリの入ったスマートフォンが検知し記録され、保護者はアプリやメールで位置情報を確認できるという。