NTTデータは3月28日、行政専用の閉域ネットワークであるLGWANを活用したAI-OCRサービスを地方公共団体向けに提供すると発表した。
AI-OCRエンジンは、約98%の手書き文字の認識率を達成しているAI insideの「DX Suite」を採用。NTTデータはオンプレミス型とクラウド型の両形態で「DX suite」を提供することが可能なパートナーとして、AI insideと共同でサービスの構築を行う。
同サービスによる手書きの各種申請書類のデータ入力業務の自動化と、RPAツール「WinActor」やWinDirector」によるパソコン作業の自動化を、「WinActor」の「AI-OCRライブラリ」で連動させることにより、地方公共団体の業務時間を大幅に削減するとしている。
2019年3月の横浜市とのRPAに関する共同実験では、自動化により平均84.9%の作業時間削減効果を確認したという。