東京エレクトロン デバイス(TED) は3月28日、サイバートラストと販売代理店契約を締結し、IoT機器の製造から廃棄までをサポートする「セキュアIoTプラットフォームサービス」を販売開始した。ヘルスケア、製造機器、スマート工場向けに、今後3年間で4億円の売り上げを見込んでいる。
新サービスは、IoT機器の開発、製造の段階からチップに埋め込んだ固有鍵を起点に、証明書を用いてデバイスのライフサイクル管理を行う。
IoT機器設計者はIoTデバイスの製造段階で同サービスを組み込むことで、管理画面からインターネットに接続したIoTデバイスの追加、削除、個別デバイスのセキュアなアップデートが可能になるという。
機器稼動時は、IoT機器の実在性とデータの真正性を電子認証で証明し、よりセキュアに機器の情報を一元管理する。
さらに同サービスは、IoT機器管理者の技術習得や物理機器への設定が不要といい、設備設計に掛かる時間や運用コストの削減を実現するとしている。