TISは3月28日、独自の経費精算ポリシーやスマホアプリ画面などを柔軟かつ容易に設定でき、月額定額で利用可能な経費精算モバイルアプリ「Spendia(スペンディア)」の提供を開始することを発表した。
「Spendia」は、現場部門に対しても管理部門に対してもユーザビリティ・効率性・透明性を提供する経費精算のクラウドサービス。出張や経費使用に関する事前の申請と出張に伴う交通やホテルなどの予約・手配、経費の利用・決済と、その後の精算業務から会計システムへのデータ連携やファームバンキングデータの作成まで、経費精算業務に必要な総合的な機能を月額サービスで利用できる。
各企業独自の経費精算ポリシーの設定やスマホアプリ、Webブラウザ画面の項目定義、ワークフロー設定などを簡単に変更できる「柔軟性」をはじめ、会計システムとの自動仕訳連携や組織・人事マスタなど各種システムとの連携ができる「システム連携性」や、スマホ完結を前提としたUIと領収書のOCR読み取り、QRコード承認機能などの「利便性・操作性」といった特長がある。
価格は利用ユーザー数に応じた月額定額料金。予約・手配連携機能、経費精算機能(基本)、分析・連携機能をトータルに提供するスタンダードプランは、月額600円(税別)/1ユーザー。また、スタンダードプランの経費精算機能に、電子帳簿保存法対応、領収書OCR自動読み取り、QRコード領収書受付処理機能が追加されたアドバンスプランは、月額900円(税別)/1ユーザー。なお、初期設定料は上記に含まれていない。