NECネクサソリューションズは3月26日、「独立行政法人向けERPコアソリューション」を「Microsoft Azure」に最適化したサービスとして順次提供すると発表した。
第一弾として、「財務会計コアシステム」を4月1日より提供開始する。
ERPコアソリューションは、独立行政法人の内部事務の根拠法、関連法、規定等を踏まえた業務システムで、2008年より、財務・人事給与・勤怠・庶務・文書管理まで内部事務業務を網羅したラインナップで提供している。官庁系の「決裁業務」、「予算」主導による単式・複式簿記などの独立行政法人特有の業務に最適化しているという。
今回、政府機関等の情報セキュリティ対策統一基準の改定に伴い、この要件に応えるための低コストのソリューションが求められていることから、国内のみでBCP対策が可能でISO/IEC 27018等の規格を取得し、稼働率99.95%の保証制度があるAzureのPaaSを活用したサービスとして提供する。
今後は、人事管理コアシステム、給与計算コアシステム、勤怠管理コアシステム、庶務申請コアシステム、文書管理(電子決裁)申請コアシステムのすべてのラインナップをAzureに最適化したサービスとして順次提供していく。