多くの業種や業態へのタイムレコーダーをはじめとしたシステムの提供実績を有するアマノは、人事部門の働き方改革に各種ワークフローをクラウドで提供する「e-AMANO人事届出サービス」の4月からの提供開始を発表した。
膨大な重要書類の収集と管理を行わなければならない人事総務部門の業務効率改善を目指しローンチする「e-AMANO 人事届出サービス」では、入退社手続、転居手続、扶養変更手続、年末調整申請手続など"届出ワークフロー"をスマートフォンでの届出にも対応するクラウドサービスで提供する。
他の手続きへのリンクなどゴチャ混ぜのインタフェースでは途方に暮れるものだが、解かりやすさにこだわったというインタフェースは、順序に迷わない対話型でスマートフォンにも対応する。管理者は、従業員にメールを発行し申請内容を確認し、受理するだけで帳票印刷出力とともに政府の電子申請窓口であるe-Gov用データ出力にも対応する。また、同社の人事労務管理システム「TimePro-NX 就業・給与」とセット導入と税と社会保険に関する一般的な届出業務へと業務範囲が拡大できるようになる。なお、100名では月額2万4千円(税別)、1000名では月額18万円(税別)と人数規模により価格は異なる。
"人に優しい時間と環境を"掲げるアマノ(AMANO)は1931年、出退時刻を記録する国産初のタイムレコーダーを開発、労働基準法公布後の1950年の国鉄からの大口受注を契機に事業を推進、1966年にはタイムレコーダーとコンピューターの直結勤怠管理「ARECODATA」、1980年のマイクロコンピューター搭載タイムレコーダーと勤怠システムの歴史を重ねている。現在では駐車場システムや環境システム、セキュリティソリューションと幅広く事業を展開し、北米/中米、ヨーロッパ、ヨーロッパにオフィスや工場を構えている。