レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは3月19日、同社のNutanixアプライアンス製品である「ThinkAgile HXシリーズ」において、特にSMB(中堅企業)をターゲットとしたハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)「Lenovo ThinkAgile HX2320アプライアンス」と「Lenovo ThinkAgile HX2321認定ノード」を発表し、受注・出荷開始した。参考構成価格はLenovo ThinkAgile HX2321認定ノード3台で280万円(税別)。
SMB(中堅企業)では、限られたITスタッフ、幅広いワークロード、ビジネス拡大によるITシステム規模の増大など、特有の課題を抱えており、そうした課題を解決するため、拡張性、運用管理性にすぐれたHCIに対するニーズも拡大しているという。
Lenovo ThinkAgile HX2320シリーズは、ThinkSystem SR630エントリーモデルをベースとし、メインストリーム製品であるThinkSystem HX3000シリーズと比較して、CPUやHDDの搭載数など、コンパクトな構成を選択することが可能。
これにより、トータルコストを抑え、価格競争力を高め、SMB層にも導入しやすい価格性能比を実現したことに加え、新アプライアンスより、Nutanix Enterprise Cloud OSのStarter、Pro、Ultimateの3種のエディションの中から選択可能となり、従前のXpressと比較し、クラスタ単位のノード制限がなくなり、Nutanix本来の拡張性を実現しているという。