日商エレクトロニクスは3月19日、2月28日に米Zoom Video Communicationsと販売代理店契約を締結し、SaaS型ビデオコミュニケーションプラットフォームの提供を開始したと発表した。
Zoomのビデオコミュニケーションプラットフォームの特徴として優れたユーザーインタフェースを備え、Windows、Mac、iPhone、Androidなどのデバイスからワンクリックで会議を開始できるほか、Zoom独自の技術で安定した通信を実現するとともに、モバイル回線でも高品質な通信を提供し、PC・モバイルからの接続、Zoom Rooms会議室からの接続、SIP/H.323対応会議システムとの接続など、統合化されたコミュニケーション製品群を提供するという。
また、会議主催者分のライセンスのみを準備すれば、招待される参加者はライセンスを保有していなくても利用可能なことに加え、汎用品のカメラ、スピーカー、モニターを活用して、Software-based会議システム(Zoom Rooms)を容易に構築できるという。
製品ラインアップは、PC、モバイル端末からZoomミーティングに接続するビデオコミュニケーション製品の「Zoom Meeting」、従来のH.323対応TV会議システムに代わるSoftware-based会議システム「Zoom Rooms」、Zoom MeetingとSIP/H.323対応TV会議システムを接続させる製品の「H.323/SIPコネクター」、最大1万人まで対応可能なWebinar製品の「Zoom Video Webinars」となる。
価格は1ライセンスあたりZoom Meetingが1480円/月~(ライセンスは会議主催者単位で必要)、Zoom Roomsが4980円/月~(ライセンスは会議室単位で必要)、H.323/SIPコネクターが4980円/月~(ライセンスは同時接続の数量分必要)、Zoom Video Webinarsが4000円/月~(事前登録受付、終了後のアンケート集計が可能で、CRMシステムとの統合によりマーケティングに活用することもできる)。