グローバルウェイは3月12日、食料品業界の「給与の満足度が高い業界ランキング」を発表した。同ランキングは、2015年4月1日から2018年3月31日にかけて、同社が運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業を抽出し、 企業別に「給与の満足度」評価の平均値を算出(5点満点)したもの。

第1位となったのは、給与の満足度評価が3.77の味の素。これに、森永乳業(給与満足度3.49)、明治(給与満足度3.47)、日本ハム(給与満足度3.44)、日清食品(給与満足度3.35)と続いている。

味の素の社員からは、「報酬については、 捉え方はさまざまだと思う。 金融業界やコンサルティング業界などと比べれば低いが、 食品業界のなかでは、 かなり高いと思う。 ただし、 金融やコンサルティングは非常に激務なのに比べて、 味の素は非常にのんびりと働けるので、 労働量に対する対価としては、 非常に良い水準と考える」(企画営業/20代後半男性/年収650万円/2015年度)といったクチコミが寄せられている。

味の素は、2017年度のデータ(味の素単体)によると、 平均有給休暇取得日数は16.9日、 有給休暇取得率87%となっているほか、労働時間短縮に取り組んでおり、 2020年度までに所定労働時間を7時間にすることを目指している。

  • 食料品業界の「給与の満足度が高い業界ランキング」 資料:グローバルウェイ