Microsoftは3月8日(米国時間)、「Microsoft by the Numbers」において、Windows 10が稼働しているデバイスの台数が8億台を超えたと伝えた。Microsoftはもっと早いペースでのWindows 10の普及を予測していたが、当初の予測スピードよりは緩やかな増加にとどまっている。その背景には、スマートフォンなどにおける普及が当初の予定よりも奮っていないことなどがあると見られる。
Net Applicationsの報告によれば、デスクトップ/ノートPC向けのオペレーティングシステムはWindows 10が最も多い状況になっている。Windows 10のシェアは長期にわたって増加しており、Microsoftが当初目的に掲げていた10億台突破もそう遠くない段階で達成することが予想される。
Windows 7はあと10カ月ほどでサポートが終了となるが、Windows 7は依然としてかなり高いシェアを確保している。サポートが終了する前に、Windows 7からWindows 10への乗り換えが大量に発生する可能性があり、現在の増加速度をベースとして計算するよりも早いタイミングでWindows 10の稼働するデバイスの台数が10億台を超えるかもしれない。