Microsoftは3月6日(米国時間)、「Announcing the Open Sourcing of Windows Calculator - Windows Developer Blog」において、Windowsの電卓アプリケーションをオープンソース・ソフトウェアとして公開したと伝えた。
GitHubにおいて「Microsoft/calculator」として公開されており、ライセンスはMITライセンス。
ユーザーは、公開された電卓アプリケーションのソースコードから電卓アプリケーションをビルドするといったことができる。Microsoftは電卓アプリケーションのソースコードを公開することで、開発者にWindo ws技術がどのようにアプリケーション開発に使われているのかを知ってもらいたいとしている。最新の技術がどのようにアプリケーション開発に使われているかを公開することで、同社の技術がより多くの開発者に技術が利用されていくことを狙っていると見られる。
オープンソース・ソフトウェアとして公開されたことから、電卓アプリケーションの開発に参加することが可能になっていく。Microsoftがどの程度の頻度でソースコードの取り込みなどを検討しているかは明らかにされていないが、今後ユーザーからのフィードバックが電卓アプリケーションにマージされていく可能性もある。