ソフトバンクと本田技研工業(Honda)は、二輪車におけるコネクテッド機能の有用性の検証を沖縄県は宮古島の電動二輪車レンタルサービス「宮古カレン」(カレンスタイル運営)で6日から開始する。
宮古カレンでは、HondaがCES 2018で披露し、昨年11月から企業や個人事業主向けにリース販売を開始している原付二種(第二種原動機付自転車)の電動二輪車「PCX ELECTRIC」をレンタルしており、提携するパートナーホテルや指定した場所に配車するサービスも展開している。美しい海に囲まれた絶景の環境で電動二輪車を思う存分楽しめる、ひと味違うレンタルサービスだ。
Hondaの「PCX ELECTRIC」は独自開発の高出力モーターと着脱可能なモバイルパワーパックで駆動。車体内蔵プラグと専用充電器の2種類の充電が可能で、一充電あたり約41kmの走行を実現する。青光るメーターには、反転液晶表示パネルが搭載されており、時計に加えバッテリー残量、出力制限モードやシートの開閉も表示されるなど電動はもちろん、二輪車に新しさを感じさせるギミックも魅力だ。
実証実験ではソフトバンクの通信網に繋がる車載器を搭載し、位置情報や走行距離、速度やバッテリー残量などのデータをリアルタイムに収集・分析し、二輪車におけるコネクテッド機能の有用性の検証、観光客の行動分析、宮古島における観光客誘致や宮古カレンの効率的な運用への貢献を目指す。