グローバルウェイは3月5日、「休日の満足度が高い業界ランキング」を発表した。同ランキングは、2016年4月1日から2018年3月31日にかけて、同社が運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」にユーザーからの評価が寄せられた企業を抽出し、 業界別に「休日の満足度」評価の平均値を算出(5点満点)したもの。
「休日が多い」 「休日にきちんと休める」場合は満足度が高く、そうでない場合は低い点数になっているほか、休日出勤の少なさ、 有休のとりやすさなども点数に反映されている。
第1位となったのは、医薬品業界(休日の満足度評価:3.77)だった。医薬品業界は外資系企業が多く、 グローバルな環境のなかでワークライフバランスの取り組みにも積極的だという。
「休日がとりやすい風潮があります。 今年から2週間の夏休みをとろうという取り組みも始まりました。 製薬会社のなかでもとても働きやすい会社かと思います」( ファイザー /法人営業/30代前半女性/年収720万円/2016年度)といったクチコミが寄せられている。
第2位となったのは、銀行業界(休日の満足度評価:3.66)だった。「休日の満足度」が高評価のゆうちょ銀行では、 育児・介護に関して、 法定を上回る休業制度を整備しているほか、新生銀行は、 キャリコネの投稿データでは月の休日出勤は平均0.5日(2019年2月末時点)で、 年2回1週間あるいは年1回2週間の連続休暇制度、 2日~3日の健康休暇制度などが取り入れられているという。
「メガバンクなだけあり、 休暇日数は多め、 有給休暇も取りやすいです。 連続休暇制度も整っており、 毎年旅行に行く社員も多いみたいです。 支店であれば20時までには帰らされます。 しかし業務量は多いので、 退社時間は個人の実力によりけりです。 また、 土日出勤は基本的にはありません」( 三井住友銀行 /経営幹部/30代後半男性/年収800万円/2012年度)といったクチコミが寄せられている。
第3位となったのは、リース・消費者金融・クレカ・信販業界(休日の満足度評価:3.64)だった。「残業は抑制方向で、 19時以降の残業は認められていない。 休日出勤はトラブル時だけでありほとんどない。 年次有給休暇についても、 夏休みとして5日連続の休暇取得が義務づけられ90%以上が取得している」( 三菱UFJニコス /法人営業/30代前半男性/年収620万円/2014年度)といったクチコミが寄せられている。