Sophosは2月25日(米国時間)、「Missile warning sent from hijacked Tampa mayor’s Twitter account|Naked Security」において、米国フロリダ州タンパ市市長のTwitterアカウントが乗っ取りを受け、数時間で不適切なツイートが行われたと伝えた。
つぶやかれたメッセージの中には、次のようにタンパ市の海岸に向かって弾道ミサイルの脅威が迫っており、すぐに避難所を探すようにといった内容も含まれていたという。
乗っ取られた市長のTwitterアカウントからは人種差別的な発言、差別主義的な発言、ポルノ画像、子供の性的虐待画像などの投稿も行われたとされている。普段の市長のつぶやきと内容が異なりすぎることから、この発言が乗っ取りによって行われたことは多くのユーザーが気づいたようだという。
Sophosはこうした事態に陥らないように、ランダムな文字列を含むより強いパスワードを使用すること、辞書に登録されているような単語は使用しないことなどの対策を取ることを推奨している。また、Twitterが提供している2要素認証といった機能を使うことが依然として有効な対策になることにも触れている。