日本アバイアは2月26日、クラウド型のビデオ会議サービス「Avaya Equinox Meetings Online」を国内で提供開始したことを発表した。
同サービスは、ビデオ会議、音声通話、データおよびコンテンツの共有をひとつのアプリケーションで対応し、シームレスなビデオ会議を実現するもの。アバイアのインフラストラクチャを導入していなくても、あらゆるシステムやデバイスからビデオ会議に参加できる。
webRTC技術を使用しており、顧客は新たな投資やアプリをダウンロードすることなく、ブラウザベースでビデオ会議を利用可能。Windows、Mac、Android、iOS、電話機などのあらゆるデバイスを用いてどこからでも会議に参加可能で、Avaya Scopia、Cisco、Polycom、Lifesizeなどの他のベンダーのビデオ会議システムと連携することもできる。
電子メールまたはカレンダーへの招待リンクを添付することで、クラウド型ビデオ会議にアクセスでき、セッションは安全に暗号化される。最大で100名が完全対話型で参加でき、500名のストリーミング視聴もサポート。会議に参加できなかった場合や遅れて参加した場合には、既に開始されている会議コンテンツを確認できる「スライダー」機能や録音機能を利用可能。インタラクティブホワイトボードとアプリケーションを共有することで、会議室全体でテキストチャットを受信したりコンテンツを共有したりできる。ビデオ会議はクリアな音声かつ最大1080p HDの帯域幅効率による高画質を実現する。
Avaya Equinox Meetings Onlineは日本アバイアの販売パートナーを通して提供され、現在は昭電、トラムシステム、VTVジャパンの3社からサービスが利用可能。パートナーはビデオ会議、音声通話、データおよびコンテンツ共有を提供できるクラウド型サービスにより顧客との関係維持にも貢献し、初期投資はほとんど必要ないという。なお、パートナーによるユーザー向けの30日間の無償トライアルサービスも実施している。