Microsoftは2月20日(米国時間)、「Announcing Windows 10 Insider Preview Build 18342|Windows Experience Blog」において、ファイルエクスプローラやコマンドラインからWSLで動作しているLinuxのファイルに簡単にアクセスする方法を追加したと発表した。
掲載されているスクリーンショットからは、WSLで動作しているLinux環境からWindows 10のファイルエクスプローラが起動されていることも確認できる。
ファイルエクスプローラやアプリケーション、またはコマンドラインからは「\wsl$」にアクセスすることで、各種Linuxディストリビューションの中身にアクセスすることができる。
実際には、ユーザーのアプリケーション向けフォルダの下に配置されているのだが、このパスを使ってアクセスできるようになった。「\wsl$\ディストリビューション名」で直接対象のディストリビューション内にアクセス可能。
Linuxディストリビューションが展開されているのはユーザーのアプリケーション向けデータを保存するフォルダの下で、デフォルトの設定ではファイルエクスプローラには表示されないようになっている。多少の知識があれば自力でアクセスできるが見えない設定になっており、今後のアップデートでより簡単にアクセスできるようになると見られる。