fossBytesに2月20日(米国時間)に掲載された記事「Google Chrome’s New ‘RAM Reduction’ Feature Under Testing, Try It Here」が、Chromeの開発版にメモリ使用量につながる機能が追加されたと伝えた。
この機能がリリース版まで存在するかは不明だが、リリース版に含まれるようになった場合、メモリ容量が少ないPCにおいてChromeによるメモリ消費量を改善する可能性がある。
実験的に導入された機能はChrome Canaryで試すことができる。chrome://flagsから実験的機能を表示させ、「Skip best effort tasks」の機能を有効化することでこの機能を試せる。
この機能を有効にすると、優先順位が低いタスクはアプリケーションを終了するまで実行されなくなる。その結果、メモリの使用量が抑えられる可能性があるという。
ただし、この機能を有効にするとユーザデータのディスクへの書き込み、キャッシュの削除、メトリックスの報告、コンポーネントのアップデートといった処理は実行されなくなる可能性がある。