シャープは2月18日、太陽光発電システムの発電量の確認や家電の操作などが音声対話でできるモバイル型ロボット「RoBoHoN lite HEMS(SR-05ME-Y)」を発表した。

同モデルは、同日付でアナウンスされた着座タイプの「RoBoHoN lite」をベースに、HEMSとの連携を可能にしたもの。これにより、自宅の太陽光発電システムの発電量や電気代などを音声対話で教えてくれるほか、気象警報の発令時にクラウド蓄電池が充電を開始したことや、電気代が目標値を超えそうであることなどを音声で教えてくれる。また、太陽光発電やクラウド蓄電池からの放電で家の消費電力を賄えているときには、バンザイの動作で喜びを表現するといった仕掛けも用意されている。

さらに、ECHONET Lite規格に対応した家電や住設機器を、音声対話により操作することも可能なため、エアコンの運転やエコキュートによる風呂のお湯はり、電動窓シャッターの開閉などをロボホンに指示を出すことで行うことができるほか、冷房運転時の室内外の気温情報に応じた空調管理のアドバイスなども行ってくれるという。

なお、価格はオープンで、発売は2月27日を予定している。

  • RoBoHoN lite HEMS

    HEMS連携可能なモバイル型ロボット「RoBoHoN lite HEMS」