ATOUNは2月18日、 南都銀行グループに、 腰用パワードウェア「ATOUN MODEL Y」を、 働き方改革の一環として納入したと発表した。
「ATOUN MODEL Y」は、 営業店で保管期間を超過した伝票などの書類保存箱の運搬(文書管理センター)、 営業店間の100円硬貨袋などの輸送の業務(南都ビジネスサービス)を行う際に利用される。
いずれも約20kgの重量の荷物を上げ下ろしするなど、 繰返しの腰の曲げ伸ばしや中腰姿勢の維持を要する作業で、 作業者の身体的負荷の軽減を目的としている。
「ATOUN MODEL Y」は腰の動きをセンサーがとらえ、パワフルなモーターの力で重量物をもったときにかかる腰部への負担を軽減する着るロボット。2月4日に、手荷物・貨物搭載作業などグランドハンドリングを担うJALグランドサービスに導入したことが発表されている。
ATOUNはパナソニックの社内ベンチャー制度「パナソニック・スピンアップ・ファンド」で2003年6月に設立され、パナソニックと三井物産が出資している。